
それは、
・お土産を買い求めることが可能な時間
・買えるお土産の豊富さ
の2点において、ここに勝る場所は栃木県内にないからだ。
まず、宇都宮駅でお土産を購入できる場所は、駅構内の売店を除いて大きく2か所。
1つは駅の2階にある「とちぎグランマルシェ」と、宇都宮駅ビル「PASEO(パセオ)」である。
特に、「とちぎグランマルシェ」は栃木県観光物産協会が運営する「とちびより」を初めとして、県内の著名な菓子店などが軒を並べていながら、「朝は8時から夜9時まで」営業しており定休日がない。
これは、県外への急なお出かけや追加でのお買い求めなど、お土産を準備する際によくありがちなシーンで効果を発揮する重要なポイントである。
さらに宇都宮駅だから「電車で行くとき」というイメージが強いが、じつは「クルマでの利用」が大変便利な場所なのである。
駐車場は提携駐車場を含めると西口に200台以上、東口に60台以上を備える。パセオ駐車場の駐車料金は、何も買わずとも20分まで無料。さらに、購入金額により駐車料金が最大4時間まで無料となる(詳細はこちら)。また、提携駐車場である市営駅西駐車場や駅西駐車場も、駐車20分までは無料である。ということで、クルマで出かける際に立ち寄ってお土産を購入する場所としても、実に「使える場所」なのである。
そして、ここで購入できる地元産のお土産の幅の広さは他に例を見ない。
ここでならば、お土産の目的やお相手の年齢・性別などを問わず、必ず喜んでいただけるお土産が見つかること間違いなしである。
もっとも無難であり、かつ頻度の高いお土産がこのパターンである。
県外の友人や親せきへ訪問する場合の手土産として、あるいは女性社員さまへの出張土産としておすすめしたいアイテムがこちらである。
「いちごの里」は、日本一のいちごの生産量を誇る栃木県において、年間20万人以上が来場する日本最大規模のいちご狩り体験農園。日本では唯一、年間を通じて国産のいちごを収穫することができる観光農園施設で、いちごを使ったスイーツを提供している。
那須高原にある代表的なパン店の1つであるシュレンバウムが、こだわりと研究を重ねた美味しさへの情熱が産み出したラスク。
那須高原でオリジナルブレンドのクリームチーズを使い、手作りにこだわった「庫や」が提供するさまざまなチーズケーキ。
日光東照宮献上品として認定された日光の老舗和菓子店「日昇堂」が提供する、新食感の一口ラスク。パンの繊維の奥まで染み込ませる特許製法で、一口食べるとサクッとした食感と同時にジワ~ッと風味が広がるのが特徴的。
こちらも、無難かつ高頻度で使えるパターンである。
メーカーや商品の歴史やいわれなどを覚えておき、贈る際にひとこと添えてお渡しすると、より価値が高まると思われる。
宇都宮で明治十八年に創業した老舗和菓子店の代表商品だ。
創業大正四年の老舗和菓子店「うさぎや」から昭和36年に誕生した「チャット」は、洋菓子のような和菓子。
明治42年に創製し明治天皇に献上した「宮乃餅」は、宇都宮の代表的なお土産品の1つ。
しっとりとした虎模様の皮に、栗が入った餡のどら焼き。
明治30年創業の朝日屋名物、極上質の白いんげん豆を原料に使った、「豆きんとんあん」のまんじゅう。
茂木名物「源太饅頭」は、明治14年の創業以来、変わらぬ味のふるさとの饅頭。
昭和4年創業、佐野の名物商品。黒糖を主とした味噌の色に似た皮と、隠し味に使用している味噌に由来する饅頭。
昭和の頃、陛下が那須御用邸にご到着の折、護衛及びおつきの方々のご到着のお茶請菓子であった饅頭。
調合したバターオイルと塩で味付けし、独特の食感や、飽きのこない塩味の煎餅は、日光土産の定番品。
本物の竹皮につつまれた、黄色い栗がたくさん入ったとさっぱりとした餡の羊羹。
明治13年創業。日光の蔵元片山酒造の原酒柏盛がたっぷり染み込んだ酒ケーキ。
ちょっと食でこだわった贈り物をしたいと思うなら、以下の商品はいかがだろう。
生産者のブランドイメージが高く、またその商品自体もこだわり感が高いアイテムである。
日光の老舗ホテルである金谷ホテルの伝統を受け継ぐ金谷ホテルベーカリー製のクッキー。
国内に約200頭しかいないガンジー牛のミルクを使った濃厚ジャムやチーズスプレット。
九州沖縄サミット、洞爺湖サミットでも出された、足利市のワイナリーのワインとジュース。
明治初期創業。日光山二社一寺御用達の老舗。伝統の味の羊羹です。
味はもちろん重要だが、贈った方に笑顔で受け取っていただけるお土産をという方へ。
これらを、出張のお土産や県外のお取引先へのお土産に使えば、あなたの好感度3割増しは間違いないだろう。
こちらは、ご自宅や身内の方向けにおすすめしたいアイテムである。
是非、贈る方のキッチンや食卓をイメージしてお贈り願いたい。
栃木県には33の酒造メーカーがあり、それぞれが個性溢れる味と風味を持った銘柄を製造している。
また、九州沖縄サミット、洞爺湖サミットでも出された、足利市のワイナリーのワインも買えるのは魅力である。
[パセオ本館1F 縁・えきの市場][2Fとちぎグランマルシェ]
栃木県酒造組合 URL:http://sasara.pto.co.jp/
ココファームワイナリー URL:http://cocowine.com/
食品や飲料でなく、形の残るものを贈りたい方には、伝統工芸品を選択するのもありだと思う。
伝統の技を活用した、お土産専用商品も開発されており、手頃な価格で本格的なアイテムを贈れるのは魅力的だ。
URL:http://tochigi-dentoukougeihin.info/woodwork/kanuma-kumiko.html
※上記記事は掲載時点の情報であり、掲載後に変更されている場合があります。[2016年12月 記事掲載]